仕事を抱え込みがちな人へ〜持っておくべき心構えとおすすめ仕事術!

働き方

仕事を頼まれても断れず、抱え込みすぎてしまうことはありませんか。

仕事は基本的に上司の指示に従って行うものですが、真面目で仕事熱心な人ほど仕事を断れなかったり、手を抜けなかったりするもの。仕事を抱え込んでしまうと精神的にも肉体的にも疲労がたまり、無理がたたって体調を崩してしまうケースも。

私自身、抱え込みすぎて体を壊し、休職した経験のある一人。キャリアアップのために目の前の仕事を頑張っていたはずなのに、それが原因で働けなくなってしまっては元も子もありません。

業務量が手に負えなくなったときに、持っておけばよかった心構えと、ちょっとした仕事術を誰かの参考になればと思い、ご紹介します。

心構え:自分を過信しない

私が体調を崩し、休職して初めて気づいたのは、自分を過信していたということでした。頑張ればできる、自分ならこの仕事をこなせる、、、そう信じ込んでいることが自分の体を酷使してしまうことの大きな原因になっていました。

過信していた原因

私が自分を過信していた原因の一つは、まわりのサポートがあって自分の仕事が成り立っている、という視点が抜けていたことでした。

職場でサポートしてくれる大きい存在といえば上司。以前の部署では上司がチームマネジメントに重きを置き、メンバーの業務負荷をコントロールして、悩みがあれば直ぐに対応してくれる人でした。

しかしその後、異動した先の部署で出会った上司は真逆のTHEプレーヤータイプ。プロジェクトをガツガツ引っ張っていく優秀な人でしたが、チームマネジメントはおろそかで、仕事のできる人に業務を寄せて自分の管理業務を楽にするような行動が多々見られました。部署内のおじさんが私に理不尽に業務を押し付けてきても知らんふり、他部署からの依頼に困って相談しても自分で断れなど、かなり雑なマネジメントスタイルでした。

Credit: Amy Hirschi

こんな感じで、まともなサポートも受けられず数ヶ月忙殺された私は、案の定身体を壊すことに。チームマネジメントを怠った上司にも責任はありますが、自分ならできると過信してアラートを上げなかった自分にも非があるのは事実。この経験を通じて、改めて過去に自分が忙しくても活躍できていたのは、上司のサポートがあってこそ成り立っていたものだと気付かされました。

環境を客観的に見直してみる

日々の業務が過剰で昼食休憩もゆっくり休めていないとか、長時間の残業が長期に渡るなど、そんな状況下にいるのであれば、自分が頑張ればできる・どうにかなると過信するのではなく、今置かれている環境を一度、客観的に見てみるのも良いかもしれません。自分の働き方は自分でコントロールできるようにする、というのも重要なスキルだと思います。

  • 自分の業務量を把握しているマネジメント層がいるか
  • 困ったときに相談できて対処してくれる人がそばにいるか
  • ストレスが溜まったときに何でも素直に話せる人がいるか などなど

仕事術:塩漬けリストを作る

仕事には優先順位をつけると思いますが、やらないといけないことが多すぎるときは「塩漬けリスト」が便利です。

「塩漬けリスト」とはなにか?

名前から想像つくかと思いますが、基本的に手をつけないアクションアイテムのリストです。笑

Credit: Glenn Carstens-Peters

キャパオーバーだと感じるときは、納期のないものや、ふわっとした頼まれごとなど、やらなくても大きな影響を及ぼさなさそう仕事をいれる箱を作成してみるんです。忘れたわけではないし、手が空いたらやるつもり、という気持ちで溜まっていく仕事をリストに入れておくのです。基本的に忙しいので、結果的にそのリストは手を付けなくなるのですが(笑)、サボっている感覚もなく、必要に迫られたときにやればいい、と思えるので便利なボックスになります。

やらなくても大丈夫な仕事はある

後から気づいたのは、頼んだ側もその場の思いつきで言ったけどそのまま忘れていたり、やらなくても意外と物事が進む業務も多いということ。真面目にすべてこなすのではなく、優先度を見極め、手を抜くところは抜く、ということが自然にできるようになるかもしれません!

自分の経験を通じて見つけた些細な気付きですが、誰かのお役に立てたら嬉しいです。

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