サンセバスチャンってどんな街?
最近よくテレビでも特集されているのでご存じの方も多いと思いますが、サンセバスチャンはスペイン北部、バスク地方にあるリゾート地。
でもここは、ただのリゾートではありません。なんといってもミシュラン星付きレストランが集まる美食の街。ここを訪れる方もビーチはおまけで、美食を楽しみに来る方がほとんどなのではないでしょうか。
バルの楽しみ方
旧市街にはバルがたくさん立ち並んでいて、1〜2品食べて次のお店に移動してまた1品、みたいな感じで飲み歩くのが主流です。お店ごとに得意とするシグネチャー料理があるので、それを調べてオーダーするのをおすすめします。色々食べて他のものは普通でも、シグネチャーは飛び抜けて美味しいというお店もチラホラ。
ここからは私の気に入った各店舗のシグネチャーとともに美味しいお店を3軒、ご紹介!
オススメのバル3選
BAR GOIZ ARGI(ゴイスアルギ)
もうこれを食べないとサンセバスチャンの夜は始まらない。ゴイスアルギのエビの串焼きです。
1日1本は絶対食べたい、いや実際はその日の夕飯の乾杯とシメに一本ずつ食べに行くぐらいの絶品なんです。
新鮮で旨みがギュッと詰まったエビが香ばしく焼かれていて、そこに酸味のある野菜のソースがたっぷりかかってるんです。
噛み締めた時のエビの旨みと、程よい酸味がたまらない逸品!このソースを自宅でも再現しようと色々調べましたが、たどり着けず断念・・・ゴイスアルギに行くしかないですね。
La Vina (ラヴィーニャ)
一時期日本で大ブームになっていたバスクチーズケーキ、略してバスチー。もうこれはね、本場La Vinaのバスクチーズケーキを食べた私的には、日本のバスチーはバスクチーズケーキではありません。笑
とろける濃厚なチーズの風味なのに、ほのかな甘味とクリーミーな舌触り。くどさもなく、朝からぺろっと一つ食べてしまいました。
私はコーヒーではなく、赤ワインとオーダーしました。デザートにも、つまみにもなる一品です。
帰国する日のお昼にも再度駆け込み、最後の晩餐ならぬ最後のおやつとしてもう一回いただいて帰りました。
SIRIMIRI(シリミリ)
こちらのSirmiri、教会前に位置するAtariというお店の系列。Atariというお店も人気で美味しいのですが、私はこちらのSirimiriの白身魚のピンチョスに衝撃を受けたのでご紹介。
広々とした店内のAtariとは異なり、こちらは少し狭めのカジュアルなスタンディングバー。ここはモダンな雰囲気でピンチョスもよそのものと違ってクリエイティブ。カウンターにズラッと並んだピンチョスを見ているだけでも楽しいんです。
見た目だけで選んでいくつか適当に食べてみたのですが、他のお店では食べたことのない白身魚のこちらのピンチョスが絶品だったんです。
中にはちみつのような甘さも感じ、お魚の塩味とほのかな甘味が絶妙でクリエイティブな一品でした。
あまりの美味しさに滞在期間中は何度か足を運び、こちらのピンチョスだけ食べて次のお店へ移動という感じではしご酒していました。ほかのものも美味しいんですが、他のお店で食べたいものもたくさんあり・・・
【補足】調べてみたら、今はお店テイストを変えて椅子もあり、同じ通りのすこし離れたところに移動したようです。最近のGoogle Mapの口コミを読んでみましたが、評価は変わらず良かったので味は変わっていないのかなと思います。
サンセバスチャンは何が大変かというと、食べたいものがたくさんあるのに、食べすぎてなかなかお腹が減らないんです。消化が追いつかないという問題、解決策はなにかないでしょうか。笑
もしみなさんも、サンセバスチャンに行く計画を立てているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
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